3/12劇場鑑賞。
↑原作。
テロ撲滅サミット開催のスペインの広場、全世界に向けたTV中継のさなか、
米大統領の狙撃事件が起こる。
広場に大統領の車列が到着し、そして壇上で紹介を受け手を振る正午近くのその時間・・・・
上映時間90分の大半を、その瞬間を、その事件の目撃者のそれぞれの角度から
繰り返し繰り返し流される~なんとも長~い、午前11時59分デシタ(爆)
(正直なところ、最後には、もうイイよ・・・降参~って言いたくなるくらいで~^_^;
だって、あまりにそれより先に進まないんだもの(笑))
サスペンスものでよく使われる手法だと思うのだけど、”羅生門”的手法って言うんですか・・・
しかし、これほどに何度も何度も・・・って言うのは、見たことないかな。
まぁ、でも、その違う角度からの”証言””目撃”によって、事件の真相が明らかになっていくのですけどね。
主演は、大統領のシークレットサービス、バーンズ役のデニス・クエイド。
この事件前にも大統領狙撃の楯となり被弾した経緯もあり、
任務復帰後の初仕事となるが、事件の後遺症を引き摺っている様子。
その彼が、目前で起きた狙撃により、逆にスイッチが入ったかのようにフルスピードで動き出す。
不審人物を追うために、カーアクションもガンガンとあるんだけど、
その勢いにチョットばかし息切れ気味~を感じさせるデニス・クエイド氏でした^_^;
怪しいテロ組織が一塊となっているのですが、結局のところ、彼らの動きがイマイチ中途半端。
何度も何度も同じ場面を繰り返して流されるから、ごまかされるのだけど(爆)
一回で通しちゃうと、大胆なこと、卑劣なことをやってるわりに、最終目的は遂げられず~って感じ。
また、あの大統領側の作戦ってのもね、へぇそうなの、そんなんありか・・・っと思ってると、
なんのことはない、敵側に筒抜けで・・・。
中継のTVプロデューサー役にシガニー・ウィーバー。
・・・もっと絡んでくるのかと思ったらチョイ・・・だけ。彼女である必要なかったデスね。
目撃者の一人、観光客にフォレスト・ウィテカー。
・・・爆発で倒されたあとも、やけにタフでした。で、あのビデオカメラ、あの衝撃でも平気だったのね?(爆)
バーンズのシークレットサービスの同僚に、LOSTのマシュー・フォックスがいたり(まぁ彼は重要キャラではありますが~)
他にもCSIマイアミの今は亡き(爆)ヘイゲン刑事がいたり、アリーmyラブやERのジェームス・ルグロスもいましたねー。
ボーン・アルティメイタムで狙撃手役だったエドガー・ラミレス、今回も狙撃してました、似合う役デス。
スペイン市警エンリケ役のエドゥアルド・ノリエガ、ちょっと格好良かったんですが、役柄的にはイマイチ残念でした。
狙いはスゴイのだけど、何かが惜しい・・・・って、全体ではそんな感じ。
でも、とりあえず楽しめましたよ、こうゆう娯楽作品、嫌いじゃないので^_^;