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BIBIの映画の鑑賞記録デス
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さまよう刃

劇場鑑賞。

さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)
(2008/05/24)
東野 圭吾

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↑原作。

東野作品だし、竹野内君もしっかり出演してるし・・・ってことで、これはできれば劇場鑑賞を~っと思う気持ちと、作品的にきっと重い・・・(原作もその予想のあまり、文庫本化されてもなお未読~。)のだろうなと実は劇場鑑賞をかなり躊躇してたのですが、まぁちょうど用事等とのタイミングで時間的にもピッタリだったため、思い切って観ちゃいました。
平日の全くなんのサービスデーでもない時だったわりに、なかなか人が入ってた。東野ファンと言うより寺尾聡ファンなのか、やや年代層が高めだったような気も。

妻をガンで亡くしたあと、中学生の一人娘を男手ひとつで育てる長峰。その静かでささやかな日常を、残酷な少年達の狂気に最愛の娘の命を奪われるが、少年法があることも影響し、彼はその耐え難い思いを自らの手で復讐に向わせるしかなかった・・・。

この映画を観る数日前に、TVのこの映画絡みの特集で、主演の寺尾さんと鳥越俊太郎氏の対談をチラっと眺めていて、改めて寺尾さんの年齢(たしか62歳)を知ったので、中学生の一人娘を持つ・・・にしては少々高齢(?)なイメージでもありました。映画での設定は、長峰56歳となっていたようなので、まぁそれほどかけ離れてはないのかな。だいぶ年いってからの一人娘で余計に可愛いがっていたのかも~って感じかな。普通だともう少し若めの父親でも良いくらいかしら・・・っとチラと思いました。
でも、さすがに昨今、話題作に次々主演、そしてその力を遺憾なく発揮してる名優な感でした。
警察の安置所で、娘の変わり果てた姿を確認するシーンなど、指先の動きひとつ、息使いに至るまで、なんともスゴイ・・・っと思いましたもん。

ともかくも少年達の行為の残虐なこと。映画では彼らのそこに至る背景や家族などもほとんど描かれることなく終わりましたが、原作には多少描かれていたのかな?
それにしても、どんな理由があろうが、許しがたく最低最悪な少年達です。そんな彼らをも結果守ってしまう形になる少年法って・・・っと、竹野内君演じる織部刑事が疑問を感じたり納得いかなかったりするのは普通のことだと思いました。彼の、”警察は、市民を守ろうとしているのではなく、法律を守ろうとしている”っと言う言葉がかなり響きましたし、これはもちろん好きな俳優さんだからこそかもしれないけど、この刑事織部の存在が、そして竹野内君のセリフや声にもまた久々に魅せられました。

映像化となると、意外と何度も同じ俳優さんが起用されることの多い気もする東野作品(藤木直人、柏原崇、山田孝之・・・など)、ぜひ竹野内君にもまた東野作品映像化の際の常連になって欲しいな。加賀刑事のシリーズなど、福山君の湯川ガリレオばりにハマりそうだけど~♪


以下、かなり結末に触れてのネタバレ・・・・となります~。




原作とたぶん多少違う感じの設定、長峰が菅野を追い長野を探し回る間に出会うペンションの父娘。ニュースとなっている長峰が宿泊客だと察知した娘が彼に対してどう処したら良いかを苦悩したり、またその父は父で、長峰の立場が自分だったら・・・っとやはり置き換え、思わず猟銃を持たせ逃走に力を貸して本懐を遂げさせようとするあたり、山谷初男&寺尾聡の組み合わせだったからかも知れないけど、時代劇を彷彿とする感じでした。

しかし、既に伴崎を私刑した長峰に、さらに菅野を撃たせてはならないと包囲する警察捜査陣がなんかチョット間が抜けてると言うか要領が悪いと言うか、あんだけ大勢で張っているわりに情け無いと言うか・・・。
竹野内君演じる織部刑事がいろいろ葛藤しつつも、長野で直接長峰に唐突に次の機会の情報を・・・っと言うのも、なんか多少無理矢理っぽく感じたり、また結果、長峰を撃つことになってしまう織部の上司(?)、老刑事真野も、あの至近距離で、外して撃つことはできなかったのかなぁ~っと思ってみたり。
また、実は空砲の猟銃を菅野におしつけ死よりも怖い恐怖を彼に経験させることを意図し、そして自らの命はその時点で捨て、娘の側へ向うことを覚悟していた長峰・・・。
たしかに、少年法に守られてしまえば、菅野の量刑にも限りがある、更生を期待しての量刑となるなら、まずともかくも味わったことのない恐怖を感じさせれば・・・っとの長峰の思いだったと思うのですが、あんな状態のあの少年に一瞬の恐怖がどの程度のものだったかは、いたって疑問。自分らのやったことは棚にあげ、狂ったオッサンが何かやってきたよ・・・程度にアッと言う間に覚めちゃう恐怖なんじゃ?
ラスト、(ノーネクタイになってたし)おそらく刑事の職を辞した(?)織部が傍聴するところの菅野の公判、菅野の様子は映らなかったけれど、変化はあったのだろうか?長峰は結局本懐をも遂げられず無駄死にではなかったのか?っと言う感じすらしました。

長峰に伴崎や菅野のことを知らせる少年仲間(?)中井にしても、長峰に犯罪を繰り返させない為に警察に協力・・・っと言うだけではなく、恐ろしい少年達とつるんでしまった自分の身の安全のために報復を恐れ、少年法のもとではたいして裁けない菅野を、伴崎同様、長峰に私刑してもらおうとするのも、やはり自分の安全のためだろうし。なんかホントにどいつもこいつも・・・っと。
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【 2009/10/15 (Thu) 】 タイトル(さ~そ) | TB(0) | CM(0)
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